監査法人で勤務することのメリット

こんにちわ。ジーパン会計士です。

本日は、監査法人で勤務することのメリットをお伝えします。

そもそも監査法人ってどんなところなの?

会計士試験に合格したけど、監査法人で働こうかな
会計士としてのキャリアを考えると、監査法人勤務がいいのだろうか?

なんて考えている人の一つの参考になれればと思っています。

1. 監査法人とは

監査法人とは、公認会計士法に基づき、会計監査を目的として設立された法人のことを指します。

監査法人は、公認会計士が5人いれば設立することができます。

公認会計士試験に合格した人は、その大半がまずは監査法人への就職をしています。

僕もそうです。

「まずは監査法人に就職かな。」

「行くなら大手監査法人がいいかな。」

そんな理由で監査法人への就職を決定しました。

当時は、公認会計士試験に合格するのが目標で、合格後に監査法人で何の仕事をやろうかな、というところは全く考えていませんでした。

2. 監査法人で得られた経験・メリット

僕は、23歳で公認会計士試験に合格し、その年から監査法人にて勤務しています。

事業会社の経理に行くまで、約8年間監査法人にて勤務しています。

8年間監査法人で働いていて、良かったな・いい経験が得られたな、と思っている点は4つです。

① 監査実務の基礎を習得することができる

まずはここが最もメリットが大きかったな、と思います。

大手監査法人だと、監査手続がしっかり確立されており、マニュアルにある監査手続を理解するだけでも十二分の価値があります。

監査実務ですが、監査以外の業務でも使えるところが多く、身に着けることで他の業務でも活かすことができます。

僕の経験からは

・中小監査法人の非常勤バイトで監査ノウハウをそのまま活用することができる

・上場企業の経理で、監査法人がどういうところをチェックしているかを事前に把握することができ、監査法人とスムーズなコミュニケーションができる

このように、監査法人で得た知見がそのまま今までの業務で活用されています。

② レベルの高い上司や同期と接することができ、人脈が作れる

監査法人は公認会計士試験合格者のほとんどが入社するところであるために、優秀な同期や上司と接点を持つことができます。

僕は2007年に入社していますが、現在も監査法人の同期とは繋がっています。

たまに連絡もしますし、飲みで情報交換などやっています。

公認会計士というのは、独立したいという人が多く、監査法人自体は非常に離職率の高い職場です。

同期の大半は監査法人以外の道を進んでいます。

ですが、それぞれの道に進んだ同期とも定期的に連絡を取ることをお勧めします。

なぜなら、独立した同期や、尊敬する先輩から仕事が貰えたりするので、監査法人で作り上げた人脈は資産になるからです。

③ 上場企業の経理部長と直接会話ができる

3つ目は、監査実務で得られるメリットです。

特に大手監査法人だと、一部上場の規模の大きい監査チームに配属されることがあります。

監査業務では、会計士とクライアント担当者は直接コミュニケーションを取ることが多く、クライアント担当者はだいたい経理部長や経理実務担当者です。

つまり、監査法人に入社すれば、すぐに経験豊富な経理部長とコミュニケーションができます。

僕は、23歳で監査法人に入社しました。23歳だと、一般的にはかなり新人の部類になります。ですがその年齢で、上場会社の経理部長と直接やり取りを行い、会計基準に照らして意見を交換することができました。

人間が成長するためには、適度な緊張が必要です。上場会社の経理部長とのディスカッションは適度な緊張が生まれ、自己成長がしやすい環境になります。

④ 希望すれば執筆や海外での語学学習など、新しい業務に携わることができる

監査法人は、手を挙げることで、様々な業務にチャレンジすることができます

僕は

  • フィリピンに1か月留学して、英語の語学学習
  • チームを集めて専門書の執筆
  • 一般事業会社の経理部門への出向

の3つを監査法人で経験しました。

その他にも、例えば、税務スペシャリストを目指すために、税務専門家がいるグループ会社に出向する、上場準備会社の担当、海外のグループ会社への出向・・・などいろいろな業務があります。

その制度をしっかり利用することで、経験値を積むことができます。

そしてその経験値は、将来の自分の資産になります。

いろんな業務にチャレンジすること、そして、自分が好きな業務・嫌いな業務を選別し、好きな業務をどんどん伸ばすことで、自分の強みができます。

3. まとめ

このブログを書いている途中、ちょうど監査法人に関する日経の記事が記載されています。

監査法人、人手不足が深刻 東芝不正会計後に業務増大

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53092770X01C19A2EA1000/

確かに監査法人は離職率高いですし、激務です。

記事を見るとブラック企業のように見えます。

僕は、この記事を見て、こう思いました。

「合格者の4割以上が定年まで監査法人に残らずに転職する」

(日本経済新聞)

→ 公認会計士の資格は、活躍できるフィールドが多いため、監査法人以外のフィールドに進んで活躍している人が多い。

→ さらに、監査法人においても、いろいろな業務にチャレンジすることができ、大きく経験を積める

離職率が高い=ブラック企業というわけではありません。

仕事からいい経験を得ること、成長できること、これが重要な要素だと思っています。

少しでも会計士受験生や、監査法人就職を迷っている人の助けになれば幸いです。

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